頚髄症(頚椎症性脊髄症・頚椎脊柱管狭窄症)・人工関節

2009年11月04日 10:55

ついったーにもチラ書きしているが、実はワタクシ、今、手足がやや不自由な人になっている。理由は頚椎のヘルニアという病気で、手足の痺れと、手足腰に痛みがある。

原因については文献などを見ると、一般的に日本人は脊柱管が狭い傾向があるらしく、椎間板や骨自体の変形など加齢現象でそういうことが起こると書いてある。

私にとっても、思いもよらぬことであるが、しかし思い返すと症状は以前からあった。味噌汁をひっくり返すとか、つまづくとか、そのようなドジぶりが華々しい状況にここ1年ぐらいなっていた。以前の日記にも書いたが、腕が上がらない首が回らない、というのもこのせいだったらしい。肩凝りとか四十肩とか、年齢によるものだと思っていたのだが、原因は頚椎(クビ)にあったと初めて知ったわけである。

夏ごろまでは普通にぴんぴんしていたので、たった2〜3ヶ月という短期間で変化したことに驚愕しているが、しかしナニゴトも経験である。こうなってみて色々新発見もある。

道に広がってだらだらと歩く中高生に、以前まではムカっぱらが立ったりしたものだが、今じゃ全く気にならない。ゆっくり歩いて楽しくおしゃべりして大いに結構ではないか、人生はそうやってのんびり生きるべきなのだよね、と思えたりする。また娘たちがとても親切になって「アレとって、コレやって」と指示すればやってもらえるという、王様的気分を味わうことになり、これは正に極楽。先々治っても治ってないフリを続けようかと思ってしまう。なんとなく時間の流れがゆっくりになった観があり、自然の移り変わりなどを色濃く感じて心癒される面もある。こういう感覚で生きていると、今までの嵐のような忙しい日々を、アホみたいと思えたり。。。ま、元気になったら元に戻りたいとはやっぱり思うけどね。

それから、痛みには普段から強い方なので、相当に痛くならないと自分でも苦痛をそれほど感じないが、しかしジワっとした痛みやダルさが常にあるので、それを無意識に我慢することにエネルギーが取られている面は多少はあるように思う。そのせいで思考スピードが少々落ちたような・・・ま、一つ一つじっくり考えたり片付けたりすれば良いことなので、幾分トロくさいがナンとかなる範囲、と思う。

仕事については、パソコンの打ち間違いが若干増えた観もあるが、しかし充分使える範囲なので殆ど支障無くパソコン仕事は普通に続けている。事務仕事系はゆっくりやれば出来る。仕事はゆっくりやるとミスが激減することも発見し、プラスマイナスゼロである。営業や打ち合わせは長距離歩くことに難があるのでこれは当面はお預けで、この辺は支障がある。しかし普段からパソコン仕事が多いので、自宅でもこなせるから仕事が途切れないという有り難い状況。普通のサラリーマンじゃなくて良かったニャ〜。

そして、自分の精神面のタフさをあらためて実感もしている。
つい最近まで出来ていたことが出来なくなったり、長距離歩けない、また日々痛みを耐える、というような生活をしていると、人間凹むのが普通ではないだろうか、という気もする。

しかし、なんとなく、案外私は平気かもと感じている。半分開き直り?とかそういう感覚が入り混じっているが、つまり腹をくくっているのである。
だって、しょうがないじゃん?凹んだってすぐ治るわけじゃないので。

というわけだが、3週先に手術が決まったし、この病気は手術で劇的に回復する可能性が高いので期待をしている。多少のリスクもあるだろうと一応覚悟もしているが、ま、その時はその時である。

私がこうなって一番影響を受けているのは現在受験生の次女かもしれない。仕事はなんとかなっても、肉体労働の家事にはかなり支障があるので、得意の料理の腕もなかなか振るえず、次女にもお弁当が作れなくなった。私は娘達に優しくしてもらって有り難いのだが、娘たちは色々我慢をしているだろう。マジでゴメン。

治ったらやりたいことが色々ある。そのための仕込みもそれなりにやっている。自分の夢や目標はもちろんだが、でもとりあえず、治ったら、散歩とか飲み会に行きたいね〜。

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