昨日、板橋区産業経済部が主催する、−いたばし起業情報交換会「地域ビジネス起業のすすめ」− なるセミナーに出席してきた。

そのセミナー講師が知人だったのでお誘いを受けたこともあり、また地域貢献ビジネスに興味があったので参加してみた。

ちなみに講師の方は伊藤淳子氏(株式会社エイガアル 代表取締役)。地域ビジネスに関して著名な方であると同時に、女性企業家のネットワークを作ったりSOHOネットワークを構築したりと多彩な活躍していて、私も起業当時から女性起業家ネットワークなどを通じてお世話になっている。伊藤氏の回りには、とにかく多くの人が集まる、という点で感心させられる点や学ぶことが多く、大変魅力的な人である。

さて、セミナーの方は、地域の様々な人と出会うことができて結構面白かった。人との出会いは大切にしたいと感じた。

地域の数名の起業家が、実際の起業例の発表を行うミニプレゼンでは非常に感心する事例もあった。起業のためのリサーチ、実地訓練、現場修行などを隈なく行った上での起業事例などは、話を聞いていても確かにコレはイケルだろうという実感があった。ビジネスはただ良いアイデアがあれば成り立つというものではなく、下積みや失敗経験も含め、自分の手足や頭をフル活用しての情報収集や現場経験を積む覚悟がなければ実際のビジネスは成り立たないと思う。実際に成功できる人は、経験と下積みに加えて情報や人脈を自ら捕まえに動き回る行動力とスピードがある人なのだ。

しかしそういう人達と、地域ビジネスや起業を推進支援しようとしながらも実際には現場にいない「行政」側とは、感覚的にギャップがあるように思う。なによりスピード感や危機感などが大きく違っている。

地域と行政が一体になる必要性は感じるのだが、なんとかこのギャップを埋める方法は無いものか・・・うーむ。

せめて行政は、夢見る人を支援するのではなくて、自分で行動し現場で汗する人を支援するという考えを明確に持ってほしい。机上論でビジネスは成り立たないし、とくに、行政の回りにはそれを都合よく利用しようとする人が集まりやすい。それではダメなのだ。予算を使い切るために頭を巡らしているのと、ビジネスできちんと利益を上げることとは全然違う世界なのだ。

ということで色々な面で考えることが多かったセミナーだった。

更に2次会の席で、勢いで女性起業研究会の事務局をやるらしい、ということになってしまった。既に忙殺な日々だというのに、また新しいことに手を出してしまった。(^^;

少しでも地域に貢献できれば本望だが・・・とりあえずやってみよっと。