2004年09月05日 16:12

子育てはたのし

 子育てというと小さい子を連想しがちだが私の子どもは現在高校1年生と中学1年生。都内の私立学校の同じ中学・高校に通う仲良し姉妹である。姉妹が同じ学校に通うというのは助かる。だって行事が一緒だから。働く母には大事なことなのさ。

 彼女達がまだ小さく素直だった頃、彼女たちは私の仕事を常に応援してくれた。離婚直後にあった、保育園の卒業式で「頑張るママが大好きです」と書かれた手紙を貰って涙が止まらなかったことも今では懐かしい。

 私を信じて疑わない幼い子ども達の思いに、自分は応えなければいけないと、迷いを振り切って毎日仕事に出かけた。あの頃は、私も健気な母親だったなぁとちょっと思う。

 あれから10年。私はいつのまにか怖いものナシの強靭な女になり(笑)、そして素直で可愛かった娘達も、思春期になって遠慮なしにへらず口を叩くようになった。

 まったく、お互いこの変わりようはどうよ?・・・ま、いっか。(^^;

 思春期を熱く駆け抜ける真っ最中の娘たちに、ナマイキさも成長の証と感じたり、子育ての面白さを実感する日々。毎日が変化の連続で、その度に親も新しい発見があって、だから子育ては楽しい。

 ところで、違う道を生きる人を認めるという、この考えを捨てなければ、たとえ考え方や価値観の違いがあったとしても、家族は長い期間良い関係を保てると思う。そんなことも、自分の人生を生きようとする娘たちから学んだことかもしれない。


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