2009年04月01日 02:22

貧乏幸福論

私の回りの小金持ちの皆さんは、悩み多き人が多い。

家庭内の摩擦の原因というのは、余計な金を持つことによって生じる可能性が極めて高い、ということを感じる。

先日、娘が「うちは貧乏でよかった」などととシジミジ述べていた。

理由を聞くと、家庭問題などで悩んでいる友達の話をきくと、根本の原因が「金と暇があるから起こっている」というように感じるからだそうで。

例えば、母親が子育てを放棄して遊んでばかりとか、父親が浮気していて女に貢いでいるとか、その手のことは、そもそもお金がないと起こり得ない、ということだから、だそうで。

いや、まったくその通り。

我が家は、いつもお金がギリギリなので、遊ぶ金もヒマも全然無いので必然的に私も真面目に働くことになる。子ども達も、ブランドに熱中したくても出来ないし、それより自分の将来の夢や希望を叶えることを先に考えることになる。

言い換えると、とくに努力することもなく我慢しているわけでもなく、普通に日常を過ごすだけで真面目に生きられて、余計なトラブルも起こることなく、妙な欲が起きる暇もないので目先の欲望に惑わされず、将来に夢や希望を描けるという、これは一石二鳥ではないかね。

というわけで、お金は家族が食べて生活が出来る程度にあれば充分で、それが最も幸福だ、というハナシ。

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