2007年10月07日 11:13

スタート

久々のブログ。

9月は、札幌出張や、その後の押せ押せスケジュールの中、いきなり体調を壊して締め切り破りをしたり、焦りながら怒涛の如く過ぎた。

そして10月始めも、9月の遅れを取り戻すためにガシガシに飛ばして仕事をする。

で、やっとヒトヤマ超えたよ。あ〜お疲れさん<自分

そして、今日からまた新しい長編の執筆のスタートである。

ここ3年あまり、保険ジャーナリストとして相当量の執筆をこなしてきていると思うが、書くのはWEBや記事執筆が中心で、実は私には自分の著書がない。

しかし目の前の仕事をこなすことに忙しく、いつか書きたいと思いつつも、書こうと思えばいつでも書けるだろうという安易な思いで引き伸ばしてきた。

しかし、いざ書きたいと思って各所に話を持っていた所、現実はそう甘くないことを知る。こんなに書いているのに、もうアマチュアではないはずだと自分では思っていも、一冊も著書が無いということがこれほど壁になるとは。

試行錯誤を繰り返すうち、10年で40冊の著書を持つテクニカルライターの人と仲良くなり、彼女の話を聞いいてみると「最初はタダ同然でも自費出版でも良いから、まずは一冊を出して、それを持って他に営業に行くというような流れが一般的」という話を聞く。これだけ実績のある彼女にも、そうやって地道な活動をした時期があったのである。

考えれば当たり前かもしれない。いくらWEBで本4冊分は書いてます、と言っても、WEBと本は違う。書籍出版の実績も無く「書けます」と言っても通じるはずが無かった。

この1年余りは多忙の合間をぬって真剣に出版社を探したり、紹介をしてくれそうな人に相談をしたり、試行錯誤&紆余曲折を繰り返す。新人の如く出版社に営業をかけて企画書を持ち込み頭を下げる地道なコトもしてきた。あっさり断られたこともあるし、自分の思いを理解してくれる出版社を探すのは案外と険しい道で、思いのほか苦戦もした。

そんなある日、知人のイベントにお手伝いに行った時、そこで偶然出あった出版社の人と世間話をするうちに、その彼から「是非、出しましょう」との言葉を貰う。私の出版を後押ししようとしてくれる人に出会えたことが、私にとって転機となった。

しかし彼自身も営業担当なので、彼が、私の企画書を社内の出版会議で通す必要があり、返事が返ってくるまで1ヶ月以上かかり、待っている間は内心葛藤もあったが、結果的に「GO」が出た。(ヤッタ!)

そこから新たに企画を練り直すこと数ヶ月。編集担当者が決まり、彼女と相談して台割(目次)を作り直し、いよいよ骨組みが出来上がった。

そして本日メデタク書き始め〜ということに相成ったのである。

ところで、書き始めてわかったことが一つある。自分の著書というのは、自分が思っていることを自由に書けるという利点があった。これまで書いてきた、依頼された内容を書く原稿のように、調べてまとめていく作業とは全く違いスラスラとペンが(キーを打つ手が)進む。もちろん今までやってきた「調べて書く」の経験値がモノをいっていることも実感するが、それにしても、書きたいことを書くということは、なんとも非常に楽しいではないか。

・・・まぁこの先行き詰ることもあるかもしれないが・・・汗

なるべく最後まで楽しく書けますように。(^^)

ちなみに書くのはモチロン生命保険の解説本。
今までには無いような役立つ情報満載の、わりやすくて面白い本を書くので乞うご期待♪



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