2007年09月09日 13:04
現場主義の弊害
現場主義
アタシは現場主義人間。自分がやっている仕事のうち、保険に関するモノカキ業が大半になりつつある今も、顧客と接する保険営業現場を知らずして何をか言わん、的な思考をもっている。だから、原稿を書きながら一方で保険営業も行っているし、営業という現場を離れるつもりは無い。
というのは半分言い訳で、私が保険分野のモノカキで同業者と勝負できるのは、この「営業現場を知っている」という分野ぐらいなのである。その他については、私よりも遥かに賢い人が多数いるので、どうやっても太刀打ちできやしないのダ。(^^;
だから、アタシの使命は現場を通じて知ったことを書くこと、やっぱりそれしかナイんだと思う。
ところでこの頃痛感するのは、モノカキは読まれてナンボの世界、という現実である。いくら自分の書くことが正しくても、読む人がいなければ意味がない。
モノカキで食べるならそのことを肝に銘じなければいけない。
そこで問題は現場主義である。自分は保険営業の現場の苦労をしっているからこそ、その人達を否定する文が書きずらくなっている。うっかりすると単なる宣伝文と化することになる。そうなると、保険のパンフレットや保険会社のホームページに書かれていることとどこが違うのか?ということにもなる。そんな文を誰が読みたいと思うのか。
ということを、自分なりに葛藤したりしている今日この頃。
私は、もう一歩を踏み出さなければならない時期に来ていると思う。
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