保険ジャーナリストという肩書きで保険関連の文章を書く仕事が本業の私であるが、その他にも、保険代理店経営や、業界向けメールマガジンの編集・管理業務や、WEB制作など、色々なことをやっている。自分でも何屋さんかわからなくなるぐらいだが、それでも仕事の殆どが「保険」に関わっている、という点では一応共通している。

 自分が何故に保険というテーマの元で仕事をしているのか。

 それは、私が“無類の保険好き”だからである。

 自分が保険について全く無知だった初心者の頃、初めて保険について学び、“保険とは皆でお金を出し合って困った人を助けるという仕組みのモノである”と教えられ、ナルホドこんなに便利で合理的なモノは無い!と非常にワクワクした時の感覚を今でも忘れていない。自分の保険に関する思考の原点はすべてそこにある。

 保険という仕組みは非常に奥が深く、またこの業界には独特の風土があり、時代の流れと共に商品が様々に変化多様化し、販売チャネル動向も今激変しようとしている。という具合に常に新たな発見があり、15年この業界にいても年中ワクワクの連続である。

 というように、私にとって保険という世界は、果てしなく深く、そして面白い。

 と偉そうに書いてみたが、ようは単なる「保険オタク」ということである。しかしオタクにも色々あるが、保険に特化したオタク人口というのは極小なので、競争相手がいないメリットは高い。

 そしてとにかく保険が好きなので、保険のことを考えたり、保険に関する原稿を書いている時というのは、私にとって最も至福の時となる。

 最近トクに、これはもはやビジネスと言うよりも、殆ど興味や研究というような趣味的感覚に近づきつつあると内心感じている。あんまり趣味に走ると金銭に興味が薄れてきて、うっかりすると生活が成り立たなくなるので気をつけなければ。

 先日も、原稿を書いていて勢い余って指定文字数の3倍の原稿を書いていた。書いていくうちに書きたいことがどんどん増えてそういうことになったのだが、そのあと、その原稿を削るのに1時間を要してしまい、ナニやってんだと自分でも呆れた。ホントウに気をつけよう、自分。

 とはいえ、好きなことをして、そこそこゴハンが食べられるということはかなり幸せなコトでもある。楽しきことは有難きことかな。

 保険業界だ〜い好きな私はこの先も、この業界で生き、この業界で骨を埋めることになるだろう。我が愛する業界の健全なる発展と進化を、どこかで支える一端となれれば、それこそ本望だと思う。