2007年03月09日 01:44

弱者を追い詰める国・日本

■「母子加算」段階的廃止の代償、月1万円の就労促進費(読売新聞 - 03月05日 20:11)
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07030606.cfm

生活保護を受けている母子家庭に付与されている母子加算という手当てを廃止するんだってさ。

アベシンゾー氏は、生活保護手当てや母子家庭の児童扶養手当の「不正受給者」を取り締まるとかいうことに、以前からこだわりを持っている、ということを聞いていたので、彼が総理大臣になった時に不安を感じていたが、案の定、という感想。

こういう手当てを受けている人の殆どが、働きたくても働けないほどに心身共にボロボロになり、生きることもやっとで、生活もままならない大変な思いをしている人たちばかりである。そういうギリギリの生活をしている人の手当てを減らすことが、どういう意味を成すかわっているのだろうか。惨めさを耐え忍び必死に生きている人にとって、頼みの綱の手当てを削ると言われたら、「死ね」と言われているのと同じことだ。

困っている人に、労わりやエールを送るのが人間として当たり前の感情のはずなのに、国が弱者を追い詰めるとは。それで公平だなんて笑わせるんじゃない、と思う。

行政がやるべきことは、誰もが人間らしく生きられる社会を作ることであるはずだ。

というわけで(どういうわけ?)来週、参議院議員会館での会議に出席することになったので、ちょっと行ってきマス。



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