損して得取る、とはことわざなのであーる。

このことわざは、14年前初めて保険業界に入って生保レディの新人研修部署にいた時、その部署の長である女性上司がよく言っていた言葉だ。

ことわざ辞典で見ると「目先の小さな損にとらわれずに先の大きな儲けに目を向けた方が良い」とあり、小さな先行投資をケチるなよ〜というような金銭に絡んだ意味なのだが、私はその言葉を「苦しい仕事だと思うことほど、あとで大きなものになって返ってくるから進んでやるべき」というように捉えている。

この言葉は私の中で非常に印象深く、ちょっとツライなぁ〜と思う仕事をする時などに今でも度々思い出す。そして、自分が今辛くても、だからこそやるんだ、というように気持ちを切り替えるようにしてきた。自分だけでなく他の人にとっても辛いだろうと思える仕事は、むしろいつもより頑張ってやろうとする意識をどこかに持ってきた。

そのおかげで自分があとからかなりトクをしたことは多かった。

人にはそれぞれに得意なことと不得意なことがあるけれど、回りの多くの人にとって、不得意だったり大変そうに見えたり他の誰かにやってほしいと思われがちなコトの中で、自分にとっては比較的イヤではないカモ、というものがもしもあったら、これは是が非でも率先してやるべきなのである。

人は結果を出すために努力をする。言い替えれば、結果を出したい人は誰だって努力している。だから努力すればそれでなんとかなると思うのは甘い。もしも自分の努力が報われないと感じているならば、その努力の方向性を少し工夫する方が良い。

で、私流のポイントは「皆がやりたがらないコトをやる」ということ。

皆も頑張っていることを10コ頑張るより、他の人がやりたがらないコトを1コ頑張る方が、結果が目立つ上に、よく考えると効率が良いという計算。

もう一つ言えば、それを文句も言わずにひたすら頑張ることを一定期間やリ続けると更に効果大。3年の我慢がその先10年の信用に繋がるならば、かなり得することになる。

損して得取る、ってこういうこと。

あ〜ら今日は説教臭いこと書いちゃった。