2005年11月14日 00:15
電波は大衆力に勝てない
先般の選挙で自民党は圧勝したワケだけれど、私の知る限り、選挙前の報道というのは、必ずしも小泉大絶賛はしていなかったように思う。むしろ、様々な政党の主張を網羅して伝えていたし、アンチ小泉派な人々をあえて出演させて自己主張させる機会だって結構あった。
それにホリエモンなどには、悪いイメージを植えつけたいかのようなあからさまに偏ったテレビ側の報道姿勢にはウンザリした。
そんなワケで自民党に親切じゃなかった報道側だけれど、蓋を開ければ自民圧勝。ホリエモンだって負けたとはいえ票数は結構取っていた。
小泉批判傾向だった報道は、選挙後にそのトーンをちょっと控えたナという観があるが、それでも未だにホリエモンや三木谷氏のことは、有ること無いこと批判するあたり、その体質ちっとも変わってないネと思う。
公共の電波を利用して自己満足な情報を流したり、自己保身しようとしているのは、テレビ局側なんじゃないの、なんてことを思うわけである。
でも、いくら偏った報道をしようとも、民衆の気持ちは違うところにある。
私も一応、保険ジャーナリストだったりするけれど、ジャーナリズムって、大衆あってのモノというのが基本だと思う。最近の、大衆の気持ちを見ようとしない報道ってどうよ?と、思うのである。
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