2005年09月30日 02:03

大学の後期授業

今日は大学の授業の日。就職活動に即した各業界の話をする授業で、私は金融業界に関する分野を担当している。

 で、本日のお題は「ライフプラン」。人生の中で一体いくらお金がかかるのか、というような話をした。

 時系列に沿って、結婚費用や新婚旅行費用から始まり、車の購入・子どもの出産・子どものそれぞれの年代の具体的な教育費費用・マイホーム購入というような人生におけるお金のかかるイベント例をあげて「皆さん、子どもは何人ぐらい産みたいですか?」「いくら位の車買いたいですか?」「マイホーム買いますか?」「子どもは私立大学に入れたいですか?」などと質問しつつ、そのたび必要なお金の金額を書いてみせると、生徒達はため息をついていた。

 途中、その都度関連する社会保障制度や税金のこと、年金問題や少子化問題にも触れつつ話を進め、さらに、これらの人生にかかる様々なお金の準備・運用・リスク回避のために、金融商品があり、それが金融業界の役目であることを伝えた。

 授業の最後に感想を書いた紙を提出して貰うのだが、それぞれに、驚いたり考えさせらた、というような素直に感想が多かった。また、自分達の親がどれほどのお金をかけて自分を育ててくれたのかということが良くわかった、という感想もあった。

 学生というのは実に素直でカワイイ。みんな、良い仕事を見つけて、そして良い大人になってほしい。

 純粋な生徒達を前に、日本の未来は明るいんじゃないかと思った私。



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