2005年07月28日 10:45

トラブル回避も仕事のうち

 昨夜は1年ぶりの男性友達と地元で飲み会。何故か時間がたつのを忘れて飲んしまった。
 
その男性友達から「ビジネス上でトラブった相手の女性から、自分への暴言を各所で言いまくられた、という被害に合った」という話を聞き「奇遇だが私も最近似たような経験をしたよ〜」と、その話題でやけに盛り上がる。
 
 実はここ数ヶ月、私は複数のトラブルに巻き込まれその対処に当たっていた。とくに上記の”各所で暴言女性”事件では、当事者ではない自分が何度も事態収拾に対応せざるを得なく結構くたびれた。もちろんこれも仕事の一つだが、精神を張り詰めなければならない状況に疲労困憊した。
 
 自分に全く非が無くても、他人の勝手な噂のばら撒きによって大きな被害を蒙る経験を私は何回かしたことがある。とくに自分のように信用を売りにしているビジネスをしている者にとって、その影響が侮れないほど大きいことも経験上知っている。人の嫉妬や逆恨みという瞬間的な感情の念には予想以上のパワーがある。とくに女性はね。
 
 本当に全く身に覚えの無いことで足元をすくわれた時の経験を言えば、そのために失った信用や刷り込まれてしまった自分の悪評を、モトに戻して取り戻すために数年かかったし、長年かけて積み上げた信用を一瞬でぶち壊されるショックと精神的ダメージは大きく、更にそこからやり直すために膨大な努力と忍耐と根気に大きな力が必要だった。私は、その二の舞をなんとしても避けたかった。
 
 だから長期的に見て被害が最小限に留まるようにするための手段を段階的に行った。しかし想定外のことが途中何度も起こり軌道修正が度々必要でその度に気を張り続けた。
 
 結果的に、一部関係者にギクシャクは少々残ったが、しかしいつか取り戻せると思えるラインに漕ぎ着けたので、まぁ良かったなとは思う。
 
 本音を言えばやっぱり疲れたが。
 
 さて、話はモトに戻って今日の飲み会は、そういう話題から発展し、リスク回避と、真面目なビジネスを地道に積み重ねることの大切さを語って終わった。
 
 似たような体験とか、同じような意見とか、更に話のテンポも合っているという状況は、非常に心地良く楽しい時間だなぁと感じた。おかげで私は、それで何か吹っ切れたような観があった。
 
 ということで友情に感謝。
 


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