今年に入って、連載原稿が月5本になった。この不景気なご時世にお仕事を頂けるなんて有難き幸せ。
しかし5本というのは、案外ツライっす。
とくに締め切りが2本3本と重なると、書く内容は浮かんでいるのに筆(キーを打つ手)が止まる、という現象が時々起こる。それでも締め切りは待ってくれない。

以前はもっとドババと書けた気がするのだが、集中力の持続時間が短くなっていくのはトシのせいなのだろうね。〆切り破りをすると情けなくなり、アタシってダメな子・・・と凹む。

しかしいつまでも凹んではいられない。だって次の〆切りが待っているーーー。


ところで、先日お目にかかった某女社長から「執筆料というのはもっと高額なのだと思った」というような感想を頂く。

そう、雑誌などの記事執筆というのは、そんなには儲かる商売ではナイ。

あ、もちろん儲けている人もいるけど。

保険のような特化分野の場合は、なんらかの専門家などが原稿を書くというパターンのため、執筆だけで食べている人は少ない。それに保険記事のニーズ自体がそんなに多くは無いので、頻繁に仕事があるわけではないのだが、しかしライバルが極端に少ないので仕事はソコソコある、という世界。


だがしかし、基本的に物書きはモノを書くのが好きだから書くのである。

私も、保険に関する原稿を書いている時に幸福を感じるから、締め切りがきつくてもナンでも、結局やりたいからやっている。好きなことを職業に出来て、そこそこゴハンが食べられれば、それこそ幸福の極みだと私は思っている。

するとその女社長殿は「私にはゼッタイに無理。そんなに文章を書くとキモチ悪くなる」などと言っていた。物書きの一応プロに向って、その職業を「キモチ悪くなる」などと明解に述べる、彼女の竹を割ったようなご性質に、苦笑しつつも好感を感じた次第。彼女がビジネスで活躍しているのは、そのスッパリ明解な相手を爽やかな思いにする彼女自身のオーラがあるからこそ、なのだろうネ。ステキ♪

彼女はビジネスに対しての鋭いセンスや先見の目を持った人物でもあった。起業4年目とのことで、一番脂の乗った時期でもあるだろう。

起業10年ですっかり守り体制に入りつつあり、仕事の方向性も見えていてマイペースを守って仕事をしている自分からすると、彼女の勢いや輝きというのがチョッピリ眩しく見えた。

自分も5年前はあんな感じだったかもなぁ・・・。

ま、でも自分はマイペースを貫くけどね。