私がやっている仕事は基本的に殆どが自分にとって楽しい仕事ばかりであるが、中には苦痛の連続という仕事もほんの一部だけある。
イッソ辞めてしまいたいと何度も自問自答しながらそれでも続けているのは、無責任に途中で投げ出すのがもっとイヤという自分の性格のせいでこういうことになっている。
その仕事はかなりの苦労や集中力を伴う。とりかかる前から気持ちを整えモチベーションを上げて、アドレナリン全開のまま一気に仕上げるというような過程を取る。そうでもしないと余りに緻密な作業なので、集中力が途中で途切れるとやり直しをしなければならなくなるからだ。
ぶっちゃけ、キツイ。
でも、キツイからイヤなわけではない。
キツくても達成感があればいくらでもやりまっせ。
もともと細かい集計とか得意分野だし。
しかし達成感とは、回りの理解と応援があってはじめて生まれる。
それが無ければで、作業はただの苦痛な時間でしかない。
神経と心を削り、耐えるだけの時間。
殆どの仕事が楽しい仕事ばかりなのだけれど、ほんの僅かな苦痛のために、楽しい仕事にさえ影が出る。
その時間があまりに惜しい。