2006年11月

2006年11月23日 15:37

Yahoo!保険の4番目のコンテツが11月21日リリースとなった。

 Yahoo!保険−保険を学ぼう−「社会保険」
 http://insurance.yahoo.co.jp/social/index.html

9月〜10月初め頃までの間に激務の中で書き続けた原稿。いつもの2倍近い分量があってハードだったにゃ〜。

だから、皆さんのお役に立てるとウレシイです。

 

これでYahoo!保険の執筆コンテンツは4本目。以下も是非目を通してね。

Yahoo!保険−保険を学ぼう−「火災保険」
http://insurance.yahoo.co.jp/fire/index.html
Yahoo!保険−保険を学ぼう−「くるまの保険」
http://insurance.yahoo.co.jp/auto/index.html
Yahoo!保険−保険を学ぼう−「からだの保険」
http://insurance.yahoo.co.jp/life/index.html



2006年11月18日 14:10

数日前に一泊二日で関西に旅に出た。目的は「半分営業」という仕事も絡んでいたが、それより私は関西方面で観光をしたことがないという日本人にあるまじき状況だったので、この機会に観光をしよう!と決意して出発した。

初日の昼は京都で途中下車。駅ビルの和食屋に入り「ゆばづくし料理」を堪能。メチャ旨い、これぞ京都の味!とひとり大満足。

次に京都駅前から出ている定期観光バスに乗る。京都を巡ってみるなら非常に効率的だしお値段もリーズナブル。途中の様々な名所や街並みを全部ガイドさんが説明してくれるのでオススメである。
http://www.kyototeikikanko.gr.jp/course/index.php/c_id=8/
私のが乗ったのは京の早回りコースという所要時間3時間のコンパクトコース。

最初に行ったのは「金閣寺」
おぉ〜〜!金閣寺ってホントに金ぴかだぁ。これはスゴイよ日本万歳!

続いて街並みをバス案内されながら「清水寺」へ
なんとやたらと坂道を登らされてまるで登山?しかし眺めは最高!日本の建築技術ってスゴイじゃないかと感動しまくり。

京都を巡るほどに、ここが本当の日本の中心なんだよなぁと実感する。

短時間で京都を堪能して夕方に大阪へ移動。大阪の知人と会う。この人はブログやミクシィで仲良くなった女社長さん。お会いするのは初めてだけどネット上でのお付き合いが長いのではじめて会った気がしない。彼女が大阪くいだおれコースを案内してくれる。大阪で言うところのミナミという地域だと思うが、心斎橋〜道頓堀の辺りへ。

最初に入ったお店でお好み焼きとビール。大阪的にはこれを「おやつ」と称するらしく30分程度で移動。続いて道頓堀で、お馴染みのグリコの看板・かに道楽の看板・くいだおれ人形などを見物し、お不動さんでお参り。更に道頓堀沿いにあるドンキホーテの観覧車に乗って大阪の夜景を眺める。

続いて島田伸介が経営するお店に行き、お寿司や日本酒や焼酎を堪能。チョー美味かった!そこで女性社長同士ならではの経営論から保険の話から家庭生活まで色々楽しくお話をさせてもらう。

続いてカクテルバーへ移動。カクテルを飲みつつ更に語り合い、気がつくと3時を過ぎていた。ここで私は睡魔がやってきて飲み会は終了となる。しかし、彼女は朝までコースで更に数件の店を回るつもりだったらしいYo!大阪のおもてなしは濃いなぁ〜。

ホテルに戻るとホテルが閉まっていて(苦笑)インターホンで呼んで開けてもらい部屋に入る。そして椅子に座って携帯モバイルでミクシィなどに画像をあげてたら気がつくと座ったまま寝てた!途中でベッドに移動して爆睡。

翌朝、このホテルには最上階にジャグジーや露天風呂があるので、そこでのんびりと朝風呂につかる。大きいお風呂に誰もいなくて貸しきり状態。癒された〜。

チェックアウト後、今度はもうお一方の大阪の女性社長さんとホテルのバイキングでランチ。彼女は聞くと年齢が非常に若い!ネットではわりと落ち着いた印象だったのでビックリしてしまった。

次に大阪城へGo!彼女が案内をかってでてくれたので同行する。大阪城は8階建て。疲労と睡眠不足に鞭を打ちつつも、一生懸命歩いてシッカリ見物。豊臣秀吉にまつわる展示物などを見て回る。

夕方4時近くになりタクシーで新大阪駅へ。タクシーの運転手さんが道々大阪の街やみどころなどを説明してくれた。昨夜の女社長さんも、昼間の若い社長さんも、ホテルの従業員もタクシーの運転手も、飲み屋さんの店員も、大阪城のスタッフも、みんなみんな大阪の人というのはなんて親切なんだろうと実感する。誰もが「是非また大阪に来てください」と声をかけてくれる。一つ尋ねれば3倍の答えが返ってくるような、皆が進んで親切にしようとしてくれる姿に感動してしまった。皆、自分達の住んでいる街を誇りに思い大阪を愛してるんだろう。

東京の人はここまで旅人に親切にするだろうかということを考えてしまった。東京に長年住んでいてもここが故郷というような意識はそれほど濃くはない。むしろ出身地の秋田県の方が我が故郷という印象である。旅に来た人に時間を割いておもてなしをしたりすることを今まで自分はそれほど意識してこなかったなぁと反省してしまった。

さて、私の旅はここで終わらない。

新大阪から新幹線に乗ってお次は名古屋で途中下車。

今度は名古屋にいる女社長と会う。名古屋駅前はクリスマスの豪華なイルミネーションが輝き高層ビルが立ち並んで非常に活気があった。そして彼女の案内で「名古屋コーチン」のお店に行く。これがまた非常に美味しかった!仕事や保険や恋愛の話などを語り合いつつお酒を楽しむ。大阪同様、名古屋の人もまた本当に親切である。自分の故郷や住む街を愛する思いって素敵だなぁと感じた。

そして名古屋から新幹線に乗って東京へ。家に着いたの夜の11時過ぎであった。

一泊二日で、京都・大阪・名古屋を巡るフルコースの旅が無事に終了。相当疲れたけれど、でも心が癒され、リフレッシュも出来て、そして多くを学んだ旅だった。思い切って行ってみて本当に良かった。

ちなみに旅行バッグは出発前は実はカラっぽで、手提げバッグだけで荷物は充分だったがあえて大きいバックも持って出た。そして帰りにはその旅行バックに3箇所のお土産が満タンに詰まった。京都の生八ツ橋を数種類・清水寺の七味唐辛子セット・しば漬け、大阪のあんこプリン・お好み焼きせんべい・抹茶カプリコ(ご当地お菓子)・名古屋の味噌煮込みうどん・栗のお菓子・えびせんなどなどなど、ちょっと買いすぎ?という量であったが、大満足。留守番をしてくれた娘達もお土産を喜んでくれた。

快く送り出してくれた娘達にもホントに感謝。

 



2006年11月08日 03:31

保険商品には第3分野と呼ばれる種類の商品がある。

これは主に生命保険の中でも医療保険やがん保険などの分野を指す。昔はこれら一部の外資系の保険会社などに販売を認められていた分野であるが、しかし金融自由化に伴い、この第3分野の垣根が取り払われて、損害保険会社でも販売が認められるようになったのは数年前のことである。

今回、損害保険会社で多数の第3分野商品の保険金未払い事例が相次いで発覚した。一般ユーザーにとっては信じられん!と言いたくなる出来事だと思うし、保険を販売する現場にいる我々保険代理店にとっても、私達が現場で汗して築いている顧客との信頼関係を保険会社は一体なんだと思っているのだと猛烈に頭にくるような出来事である。

何故このようなことが起こるのか。各社社長のコメントにの要因の一端がうかがえる。

「当初は適切な取り扱いだと考えていたが、生命保険協会のガイドラインに添った取り扱いにすると不払いに該当する」(損害保険ジャパンの佐藤正敏社長)。

「実損を調べて査定をするという損保の文化を持ち込んだ。医療保険の販売に損保は不勉強だった」(三井住友海上火災保険の江頭敏明社長)

損保業界内でのモトモトの考え方と、第3分野で守るべきルールとに根本的にズレがあり、そのズレを損害保険会社が認識していなかったのである。

それで数年間も商品を売り続けてきたのかという事実に呆れる。損害保険会社がいかに営業現場から遠い位置で経営をしているかが判るというものだ。

損保は「モノ保険分野」という呼び名があるようにモノに対して実損の補償をするという業界である。だから生保という「ヒト保険分野」におていは当たり前の、ヒトからの信頼なくして事業は成り立たない、という感覚が損保では希薄である。

生保では数字を挙げることと同等に、払うべきものをきちんと払うこと自体に、会社の信用をかける意識が元々根付いている。自分達はこれだけ保険金払ってま〜す、とか、給付金請求の際は平均○日以内に支払いま〜す、ということを宣伝していたりもする。そもそも生保業界は、ちゃんと払ってナンボの世界なのだ。

しかし損保業界にはこういう感覚は薄い。自分達の会社をデカクしたいという数字主義が先行していて顧客不在と感じることも多かった。生保業界出身の私にとっては、この本質的な文化の違いやギャップに長年慣れない思いを痛感してきている。

そもそも、損保会社が生保商品である第3分野を売るのはむいてないんじゃないかと思う節もあるぐらいだが、それでもどうしても売りたいなら、自分達の培ってきた文化や主観を壊すぐらいの決意がないと、顧客に迷惑をかける一方となり業界全体の信頼が揺らぐということを損保会社にはもっと考えてほしいと願う。

自由化・競争によって更に良い商品が開発され活性化されるという資本主義原理の利点も無視は出来ないが、しかし今の業界体質のままでは顧客が犠牲になる一方で、それだけは何としても止めたい流れである。

昔から「餅は餅屋に」と言われる通り、第3分野は第3分野を主軸として何十年も運営をしてきた保険会社の方が信用できる。資本主義には逆行するけれど、当面は、餅は餅屋へ。それが安全だと思う。



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