2005年07月

2005年07月20日 20:21

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先週末、保険業界セミナーで大阪に出張したが、出張前日に発熱し点滴を受けてフラフラの参加となった。私は運営側なので自分が担当する裏方業務に専念し、データチェックなどに神経を使いつつ、ダウンしないようにミスしないようにとずっと気を張ったまま2日間を過ごした。

食い倒れもビールも全く堪能できなかったが、しかし、セミナー後にフと立ち寄った明石焼きの店の明石焼きはマジで美味しかった。(写真)

3日目、帰る前に大阪駅そばの観覧車に乗り大阪の景色を眺めた。大阪って美しい都会だなぁと思った。雑然とした東京の景色とは違う印象で、ここが日本の首都である方が納得がいく気もした。

業界セミナーは大盛況であった。メンバーみんながそれぞれに頑張って力を尽くしたと思う。

2005年07月11日 02:05

 「明治安田生命社長、辞任へ」というニュースが業界を駆け巡っている。巷でも話題になっているので皆も理由は知っていると思うが、カンタンに言うと、保険金を支払うべき人に難癖をつけて払い渋り、今年3月時点で発表された、本来支払うべきものを支払っていなかった事例がなんと162件。

 そのため金融庁より業務停止命令を受け、その時は、ホリエモンとフジテレビ問題のドサクサに紛れて大騒ぎにならず、更に経営陣も退陣しないままだったけれど、この度、内部調査によってこの4年間の間に不当に保険金を支払わなかった事例が1000件にのぼるであろうと判明し、いよいよ社長が辞任を表明したといういきさつである。

 まったくもってヒドすぎる話である。
 社長の退陣、遅すぎるよ、という感想。

 社長ひとりのせいだとは誰も思ってないし、社長が辞めたから解決する問題でもないだろうが、でも3月に発覚した最初の時点で経営責任を取るべきだったと思う。問題が起こったのに経営責任をらないような前例を作ってほしくなかった、それが経営者の本来の責任だからだ。


 保険業界の仕事の遣り甲斐は「お客様のお役に立つ」ということにすべてが集約される。保険は、安心と言う形の無いものを販売するものである以上、この使命を忘れたら意味が無くなる。少なくても直接販売に携わる営業現場にいる人は、この使命に生き甲斐を見出しているからこそ一生懸命に働けるのだ。経営側にも、その思いを忘れてほしくない。

 なお、この度、大手生保各社はすべて社内調査を開始する運びとなった。業界の体質が正道に向かうためにも、今、鋭いメスを入れるべき時期にきていると思う。

 転機のきっかけとなることを切に願う。



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