2005年05月

2005年05月31日 00:34

中学2年になった次女は試験期間前以外、毎日殆ど勉強というものをしない。見事に1分もしないのである。勉強した方がイイヨ、せめて30分でも、などなどと言えば言うほど、娘は逆切れしてまで反発し「あんでアンタに言われて勉強しないといけないワケ?私は部活(ブラスバンド)が忙しいんだよ。」などとシレっと言う。なんと生意気なヤツ!

「少しでもやらないと、あなたのために言ってるのよ」
「やってるよ!」
「やってないじゃん」
「ウザイ!」とたちまち親子喧嘩に。

好きで頑張っている部活動をサボりの理由にすることや、なにより努力をしようとしない姿勢が頭にくる。

てなわけで、そんな悩みと心配をかかえていた中、先週末学校の保護者会があった。そこで、学校では毎日宿題を出しているという話を聞いた。家で1分も勉強しない次女が宿題をやっているわけもないだろうと、保護者会の話し合いの席で先生に、家で勉強せず困っている様子を相談してみた。他の父兄からも、ウチもなんです!と、声が複数上がった。

すると先生はヘラヘラしながら、まず私に向かって、
「え〜とね、お宅のお嬢さんは、宿題を忘れてきたこと1回もナイです」と言った。

えっ・・・。 あの子一体いつやってるのかしら?! と思わず声が出た。

先生は益々ニヤケながら「彼女は部活動という目標をハッキリ持って生活しているから、時間の使い方がうまいのです。朝や休み時間など、ちょっとした時間に手際よくこなしているようですよ。休み時間に、皆が遊んでいてもひとり勉強している姿も見かけます。」と言った。お母さん全然わかってないね、と言いたげだった。

(そ、そうだったのか・・・。)驚きと同時に思わず顔がニヤケそうになる。(親バカ炸裂)

すると回りの父兄から「羨ましいわ〜」と声が上がる。

そして本当に勉強しなくて困っている親たちの相談や現状の話が交わされ出し、私はその中で、気恥ずかしくなってひとり蚊帳の外状態になった。

保護者会終了後、先生が近寄ってきて、今回の中間試験の成績がかなり期待出来ることを伝えてくれた。

家に帰り、娘にそのことを伝えると「だからサ〜、ちゃんとやってるって何度も言ったじゃん」と言う。「ホントだねぇ」と私は苦笑い。

それから次女は、部活動の中で今先輩とうまくいっていないことなども話し出した。同じ楽器パートの先輩が、次女を八つ当たりの対象にしているらしい。なんと、うちのカワイイ娘を苛めるとはけしからん!先生に言ってあげようか?と聞くと、次女は笑いながら「そんなのいらないよ、今は自分は(楽器の演奏技術を)教えてもらっている身だから反発はしないの」と言う。そして「私はくだらない喧嘩はしないから。(相手と)同じになると負けだと思うからね」とキッパリと言った。

その言葉に正直ものすごーく驚いた。あの不思議系天然キャラ&超甘えん坊&スーパー泣き虫だった次女が、そんなことを言うとは。

彼女はいつの間にか、強い精神と誇り高いプライドを持った人に成長していたらしい。

思春期の子どもは短期間に一気に変化を遂げるということを、わかっていながら、実際まるでわかってなかった私。自己反省。

子どもの成長を知って嬉しいやら寂しいやら、なんだか複雑な心境。なにしろ、いつも心配で心配でならなかった次女だから、人生をかけて大切に一生懸命育ててきたというのに、今やまるで親の出る幕が無いじゃん。

でもそれが成長するということか。親って寂しい商売だと知った夜。


2005年05月29日 15:41

久々に貫徹してしまった。何をしていたかと言えばもちろんお仕事。

先日、長女が自分が参加しているグループが主催するイベントで使うパンフレットの注文を受けてきた。当社は印刷物制作も扱うので、営業協力サンキュ〜と娘に感謝しつつ、それでも娘の知り合いだし学生達ということで、相当な安値で引き受けた。

昨日、現物500部が仕上がって上々の出来であった。キレイなパンフレットだわ〜と喜んだのも束の間、昨日の夜になって娘が困った声で連絡してきた。入れるべき文言2行分が入っていなかったという。原因は、先方がその文字を入れる指示をハッキリ伝えなかったためなので、娘が悪いわけではない。

相手が一般の顧客なら、こちらに非が無いのだし、もうどうしようもないと回答したくなる話だが、しかし夜の9時過ぎに会社に飛んできた娘は、何とか方法が無いかとあちこちに連絡を取ったり方法を模索して行動し出した。

透明テープのテプラに文字を打ち込んで貼る方法はどうでしょうか?と電話で問い合わせた娘に対して先方は「いかにもシールと判るのはダメだ」と勝手なことを言う。別紙にプリントしてパンフレットに挟む方法を尋ねると、それもイヤだと先方は言いはる。そんな無茶なと内心思い、娘に「あなたは悪くない。頭を下げれば済むことだから諦めよう」と娘を諭すが、娘は中途半端に済ませたくないと言う。

そんな娘の必死さと行動力に心を動かされた。一度引き受けた仕事に対して最後まで誠意と協力を捨てないのがビジネスの真髄だと、若干高校2年の娘に、ビジネスの基本中の基本の精神を思い起こされる。(親バカ心境も含まれるが)

次に、パンフレットの上にプリンターで文字を刷る方法を試してみると、これが案外うまくいった。一見最初から印刷されているかのように見える。良かった!

これで問題は解決しそうに思えた。

しかし、その先が大変なことになった。

当社のプリンター(カラーレーザー)は、半年前に購入した当時から、手差しトレイからの配給の際の噛み?具合がイマイチで紙がズレてプリントが微妙に曲がり、紙詰まりを起こしやすい。当初から手差しプリントを良く使うという条件で商品を決めたのだが、現実はその希望に合っているとは言い難かった。

当初製造元にも問い合わせてみたが、どうも対応が良くない。悩んだ末に、苦情や返品などを申し出てトラブるより、現状でなんとか使用するほうが効率的という経営的判断をして、そのまま使用してきた経緯がある。

そんなプリンターくんのご機嫌状態だけが不安材料だったが・・・。

作業を開始して刷り枚数が100枚を超えたところで案の定、一気に動きが悪くなった。なんと1枚ごとにエラーがたつ。エラー回復のために扉の開閉を行い、その後機械自体がエラー復旧に30秒ほど時間を要し、1枚刷るのに1〜2分以上かかる始末。パンフレットは、明日、娘も参加するイベントで配布するものだ。時間は今夜一杯である。

中折のパンフレットを開く準備作業などを娘が行い、私はプリンターの前に陣取ってエラー回復作業に時間を潰す。プリンター自体の世話はひとりしか出来ないので、準備作業を終えた娘に、明日があるから家に帰るよう言うと、娘はすまなそうにしながらも私に任せて帰っていった。

夜中の12時が過ぎていたが、ひとり作業を続ける。

通常のトレイも試したが、紙が不要に反り返る他に、どういうわけか印刷がぶれ、更に不要な箇所にインクが付く。紙が厚めのコート紙だから?そんなアホな?トレイを試したことで時間のロスとパンフレット20部がパーになった。もう悩んでいるヒマは無い。

噛みの悪い手差しトレイで1枚ごとにエラー回復を繰り返す覚悟を決め、作業を再スタート。合間に梱包をしたり、噛み具合を少しでも良くするためにパンフレット1枚1枚の埃を払ったりしながら作業を続ける。

コツなどもつかんできたり、アタシャ職人?と思うほど集中して作業を繰り返し続け、時々プリンターのご機嫌が良くなって10枚連続印刷出来ると、それだけでやたらと嬉しくなったりした。しまいにはこのご機嫌ナナメなプリンターに愛着さえ感じてきて「ガンバレ〜」などと声をかけていた。

作業が終了したのは朝だった。

疲労困憊したが、朝日の中で帰路につくあいだ、納得のいくまでやれた仕事への爽やかな達成感を感じた。

思えば修行のような作業だったかも(笑)
ITやらマーケティングやらで、ビジネス効率を高める仕事もいいけれど、たまにはこういう軽作業をするのも大切かもしれない。原点回帰ってやつかなぁ。仕事って金じゃないと改めて思った。まぁ自己満足もあるケドね。

娘は、次のパンフレットの仕事を持ってきた。こんどは自分もデザインに挑戦したいと張り切っている。またどんなトラブルが発生するか?少々おっかなビックリだけれど、二人で力を合わせればきっとまたいい仕事が出来るだろう。



2005年05月25日 04:18

ギャル革命

昨日昼から爆発的にアクセスが増えたので、理由を探ってみたら
↓これでした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000021-zdn_n-sci

↑感動的な内容で思わず涙が出ました。

これ書いた記者にも感動しちゃうよ。ジャーナリズムバンザイ!

シホちゃんのブログの初期からのファンのひとりとしてとても嬉しい。

夢に向かって、これからもずっと突っ走ってね。

私も負けないのだ〜(^^)







間もなく決算。
ということもありメチャ多忙。

なんかこの頃、集計関係の仕事ばかりやっているような気がする。
明日も集計業務があるワ。なんで計算ばっかり・・・

今日もエクセルとデータベースとお友達状態〜。

明日もエクセルつかいまくり、、、になるだろうナぁ。。。

ガンバンベー<自分

ふぅ。


2005年05月18日 01:16

港区赤坂四畳半社長(国益第一編):LAセンチメンタル

久しぶりに涙したくなるような内容のブログ。というわけでこれは、赤坂四畳半
社長さんへのトラバです。ちなみに私はA子さんではないです、清水社長。

というわけで、本題です。

男性と女性は精神の根底の部分で相容れない違いがあると、清水社長のブログを読んでつくづく感じています。

ブログに登場するA子さんの気持ちを思い描くと、同じ女性として非常に切ない気持ちになります。

彼女がそれまで友情を守ってきたのは、彼女にとって清水社長がそれだけ大切な人だったからではないか、と思うからです。

お互いが全く違う道に進むことを決めたあとに、突然の告白を受け、彼女がそれに応えられなかった理由は色々あったと思いますが、一つには、ここまで、自分の思いを封じ込めてまで大切に思ってきた人の将来を思ったから、ということが大きいように私は思います。

もっと言うと、二人一緒の未来が全く描けない状況で「好き」という感情だけをぶつけられて回答を迫られるのは、女性からすれば残酷な告白ということも感じます。

・・・と、想像の域なのに失礼なことを書いて本当にすみません、清水社長。



実は、彼女の言葉が自分の思い出に少し重なる部分がありました。


  私も、彼のようになりたかった


大切な人だったからこそ、彼の望む自分にはなれないという現実がわかりすぎる程わかりました。涙の選択をしましたが、今ではそれも懐かしい遠い昔の思い出です。

 ついでに、そのあと自分は猛烈に仕事に打ち込んで起業という運びに。。。これぞ失恋パワー起業?

今の自分が幸せだから、自分のあの時の選択は正しかったと思います。きっと彼も幸せだと信じています。



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