2005年03月
2005年03月28日 01:31
個性派不思議キャラの次女(中1)が、週末またも面白いことをしてくれた。
次女は、朝起きるなり突然「うどん食べたい」と言い出した。しかし、うどんは無い。買いに行けば?と言うとそれは面倒だと言う。
次に、お菓子の本を見だして、どのケーキを作ろうかなと言い出す。次女はお菓子作りが趣味である。
暫くすると、「そうだ、うどん作ろう」と次女が言い出した。
うどん食べたい + お菓子作り = 手打ちうどん作り
↑ 次女の頭の中でこういうことになったのだろう。
以前テレビで手打ちうどんを作っているの見たのも思い出したらしい。
それから次女はネットで手打ちうどんの作り方を調べ、うどん作り開始。
粉と水と塩を混ぜてコネると、次に足でフミフミ。
寝かせる時間短縮のために途中で1分レンジでチンして5分ねかせる。
そしてまたフミフミ。これを3回繰り返す。
とっても楽しそうに作る次女。
いきなり手打ちうどん作る中学一年生っておもしれ〜よ〜、ホント、と思いつつ笑いながら観察した私。
というわけで、出来たうどんの写真がコレ。(ざるうどん)
これがまたメチャうまかったッス!マジデ。
手打ちうどんってウマイのね〜。知らんかったワ・・・
また作ろう、ということになりましたとさ。
約7年前のこと。もう時効だと思うので書いてみようと思う。
私は、当時勤務していた大手企業を退職する決意をする。退職のいきさつは色々あったが本題に関係ないのでここでは割愛。
そして、当時営業職の役付きだった私が急に会社を辞めるのはそれなりに影響があるということで、エリアの最高の地位のお偉いさんが直々に私に慰留の説得をすることになった。
私は数回に渡って、このお偉いさんの部屋である○○長室、という豪華な応接セットが設置された部屋に呼ばれた。
退職の決意を既にしてる自分が、慰留説得の話し合いに応じたのは、逃げずに真っ当な退職をしたいと思ったことと、少なくてもこれまで世話になった会社への礼儀として依頼に応じたつもりだった。
しかし、このお偉いさんは何度目かの慰留説得の時に、とんでもないことを言い出す。
「俺の力でオマエを二段階昇進させてやる。だから辞めるな、いいだろ?」
彼は、会社を去る決意を固めている私に昇進のエサをぶら下げた。
それで人の心が買えると思ったのだろうか。
それで人の心が買えると思ったのだろうか。
「○○長、大変有難いお話ですが、その地位は私ではなく会社に残って会社の為に日々努力している方々に差し上げてください。」
軽蔑を込めて即答する私に、彼は怒りを抑える表情を見せた。
あの時の私は、彼を心底軽蔑する思いで一杯だったが、今は、彼を哀れだと思う気持ちも少しある。彼の人生は幸せだったのだろうか。
組織の中で生きるしかなかった人にとって、組織は唯一の拠所なのだろう。いつ裏切られるともわからない、心など存在しない組織の中で、多くの人が自分だけは違うと信じて組織に依存したがる。
組織など、たったひとりの個人の前ではまるで無力だというのに。
2005年03月21日 14:29
2005年03月19日 16:20
先日、長女が「お母さんって人に八つ当たりすることが少ない方だよね」と言っていた。
えーっ!? そうかなぁ〜?
シングルマザーの私は、夫がいないことで、自分のストレスのはけ口が子どもに向けられるコトって、どんなに気をつけても事実多々あったと思う。むしろ、そういう子どもの負担を増やしていることに負い目さえ感じていたのだが。
そ、それに、私はどっちかというとね、気が短いというかサ、ズバズバと発言する人なので(^^; きっと仕事仲間などが聞いたら、みんな「え〜っ!?」っと思うに違いない。
だから娘の判断はとても意外だった。
しかし、娘の話によると、普通のお母さん達は自分の子どもの他に、夫にも八つ当たりをしていて、子どもとしては自分に八つ当たりされるよりも父親に八つ当たりしている母親の姿を見る方が辛い心境になるんだと言う。
なるほど。そういうものかもしれない。
子ども達のそういう視点に私たち大人はどれほど気が付いているだろう。
子ども達のそういう視点に私たち大人はどれほど気が付いているだろう。
そして、「お母さんはさ、ヤツアタリしても謝るでしょ、すぐ」と娘は言った。
それを聞いて、思わずグッときた。
せめて短時間に気持ちを切り替えて謝る努力をしてきたよ、確かに。
でもそれは、アナタの素直な寝顔を見るたび、自分のことを悔いて明日こそ優しいお母さんになろうと何度も誓っては挫折し、せめて謝ることぐらいしか罪滅ぼしが出来なかったからだよ。
思わず、ひとり泣けてしまった。