2005年02月

2005年02月09日 02:15

 私は、思春期を過ぎたあたりから、自分はダメな人間なのでは、という劣等感を引きずって生きてきた部分があったように思う。「思う」というのは、今振り返ればそうだったという意味で、当時むしろ、自分は間違っていない、アイツの方がオカシイ、皆にもっと認められたい、というような気持ちが強かった。

 つまるところ、自分を正当化することに非常にエネルギーを使っていた。

 そんな遠い昔の自分を振り返ると、小さい人間だったなーと思うし、当時の自分はあんまり幸せではなかったと思う。

 過去の自分がそうだったからよくわかるのだが、あえて自分を正当化したり、他人より自分が正しいと思うことにエネルギーを使う人には「自分に自信が無い」という劣等感的な心理がかくれている。

 そのままの自分自身を認めちゃえる自分大好き人間であれば、あえて自分を正当化する必要など無いし、他人を批判することにエネルギーを使う必要もなく、大概のことは、自分は自分だからベツにいいや、とアッサリと割り切ることが出来てしまう。

 しかし別の見方をすれば、若いうちは適度な劣等感も必要かもしれない。それがハングリーさや頑張ることへの原動力になりうると経験上知っているワタシ。

 それでも、劣等感というのは時に人の心を曲げてしまう。

 そうならないためには強い心が必要で、それはハードな人生を生きていない人には、持てないものなのかもしれない。

 最近、正当化と自己主張の強すぎる人を見ると、なるほど自分も以前はこんなカンジだったのかな…そして自分がそうだったようにコノヒトもあんまり幸せではないんだろうな…、と、フと思う。

 正当化なんてしなくてもそのままのキミでいいんだよ

・・・と言ってやりたくなるけれど、でも、言わない。

そのことに自分で気が付かないと多分ダメだろうから。


2005年02月06日 11:38

お笑い@サプリッ!〓楽しくなければBLOGじゃないじゃ〓ん!〓

というメジャーなBLOGさんからトラックバックを貰って恐縮している私。
自分がいつも見ているBLOGだったので、ちょっと驚いた(^^;
ここで「仕事スタイル判定」サイトを紹介しているので是非お試しを。

 ところで、自分の適性や性質を知るための診断をするサイトは数々あると思うが、結構メジャーで信用性があるものとして「エゴグラム」サイトを紹介しておく。

 エゴグラムは、学校や企業などでも数多く採用されているマトモな性格診断である。アメリカの心理学者J.M.デュセイが作ったもので、基になっているのは、アメリカの精神分析学者エリックバーンの開発した交流分析法とのこと。

 かなり良く当たるようだが、このサイトでは、場合によって表現的に相当辛口な結果になる可能性もあるのでご注意を。相性診断も出来る。

 私自身の結果は「ここ」。実はそう悪くない内容だが、しかし他のエゴグラムサイト(ニフティにもある・有料)で見たところ、好奇心旺盛さが強く様々なことに手を出してなんでもこなそうと過剰なエネルギーを使いすぎて「器用貧乏」に終わる可能性もあるらしい。また、女性の場合恋より仕事に走るんじゃと。う〜ん…(苦笑)

 ちなみに天真爛漫我侭放題な次女の結果は「ここ」。当たってる!これを読んで頭にきた次女は何度もチャレンジし直したが、何度やっても同じ結果になって笑ってしまった。

 皆さんも、是非やってみてちょ♪


2005年02月02日 01:59

 10年前の離婚当初から今まで、私たち家族が数々の危機を乗り切ってこれたのは、娘達の健気な優しさに私自身が支えられてきたから、ということを、この頃とくに痛感する。

 あの頃の私は、小さな子ども達を自分が守るんだという使命に燃えて生きていた。いつも私のあとをついてきてくれた娘達。私は常に家族の先頭に立って指標を示さなければならないと思い、必ず果たすんだと自分に誓い続けることで、己の弱さを振り切ってきた。数々の危機に何度打ちのめされても、過酷な道を倒れずに進めと自分に強いてきた日々。

 しかし実際は、私が子どもを守っただけではなく、子ども達も共に家族を守ってきた、ということに今更ながら思い当たるようになった。こんなに寛大で強く優しく逞しい娘達がそばにいながら、私はひとりで孤独な道を歩いているかのような気になっていたのかもしれない。

 これからは、私は少し肩の力を抜いて家族の温かさや幸せを楽しもうと思う。

 今、私は本当に幸せだと思える。


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