2005年04月10日 02:51

ハードライフ

ここ一年、我が家は予想していた以上に大きな出費があった。そのたびに何とかしてきた自分だけれど、ハードルを一つ越えるたび休む間も無く次の金が必要になり、もっと高いハードルを前に画策する事態を一年の間に5回ぐらい繰り返した。
 
そうやって、いつも目の前のハードルを前に絶対に諦めることなく全力でクリアしてきたけれど、しかしその状態に終わりが来ないことが何かの瞬間に苦しくなる時がある。
 
その原因の張本人達(=我が者顔の娘二人)は、そんな私の心境に殆ど気が付いてない。まぁ無理もないだろう。私自身がその苦労を表に出していないのだから。
 
だけどそれは自分のためで、言い訳をしないのは立ち止まりたくないからだ。最後まで一気に走りきらないと、きっと私は途中で走れなくなる。それが一番怖い。
 
時に、終わりのない辛さにイラ立ちと空しさを感じて、自分は何をしているんだろうと迷う瞬間が訪れるが、その迷いを数秒で振り切ってひた走る。
 
この程度のことは今までも何度と無く乗り越えた。
 
ひとりで走る道を選んだのは迷わないため。
誰かに助けられて生きる人たちには振り回されたくない、私には迷っている暇はないのだから。
 
また次のハードルが迫ってくる。でも、絶対乗り切ってみせる。
 
まだ終われない、私は。
 


トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

☆著書のご案内☆
アクセス解析
アクセス解析
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード